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庭園 Japanese Garden

雲一つない青空を背景に、庭園や建物の奥に見える木々が青々と茂っています。穏やかな手前の池には青空が写りこんでおり、そこには何匹もの錦鯉が泳いでいます。池の上には京都迎賓館の東西の棟をつなぐ開放感ある廊橋が架けられています。

庭と建物が1つになった「庭屋一如」の世界

京都迎賓館の庭園は、御苑の緑を借景とし、広大な池を中心に、様々に表情を変えつつ、まわりの建物に融け合うように配置されています。これが、古くから日本人の住まいに貫かれた伝統「庭屋一如」の思想です。

見どころのご紹介

少し赤く色づいた庭園の木々を背景に、池の上を東西の棟をつなぐ開放感ある廊橋が見えます。手前の池には緑色のネビキグサが植えられています。

東西の建物をつなぐ、開放感のある廊橋

東西の建物をつなぐ橋です。廊橋を境に池の水深が変わっており、島の配された「海」の部分と、「ネビキグサ」のある「水田」の部分に分かれます。

冬の庭園が見えます。木々や建物には雪が積もり、その様子が手前の池に映り込んでいます。

四季折々の表情をもつ庭園

様々な木々や花々が植え込まれており、四季折々の色が楽しめるようになっています。

東西の棟をつなぐ廊橋の西側から歩く人の目線で撮影しています。廊橋の天井は船底を逆さにしたような形で、中心部が高く、両端が低くなった「船底天井」となっています。背景には廊橋を渡った先の東側の棟が見えます。

船底天井

廊橋の天井は、船底を逆さにしたような形で、中央部が高く、両端が低くなった「船底天井」で、吉野杉を使用しています。四隅には、昆虫の透かし彫りが施されています。

和舟の船着場を撮影しています。手前には木でできた和舟、奥には池と東側の棟が見えます。

和舟

海外からの賓客に、和舟に乗って日本の文化「舟遊び」を楽しんでいただきます。池の浅さを考慮して、底が平らになっています。

池で泳ぐ錦鯉の姿を真上から撮影したものです。赤、白、黒など色鮮やかな錦鯉が優雅に泳いでいます。

錦鯉

北側の池には様々な色をした錦鯉が放たれています。海外の賓客に、餌やりをお楽しみいただいております。