【特別企画】第9回 京都迎賓館文化サロンの実施とお申込みの開始について
- 参観
- 2023年12月14日
第9回 京都迎賓館文化サロン「箏曲」
日本の伝統技能や文化に関するテーマ毎に、京都迎賓館にゆかりのある講師による講演と、少人数でのガイドツアーを体験いただける「京都迎賓館文化サロン」の開催をご案内します。
第9回は、京都迎賓館において海外の賓客をお迎えした際に、日本の文化紹介として多く披露されている「箏曲」について、生田流箏曲・野田友紀氏ほかを講師にお招きしご講演いただきます。
講演に加え、箏の演奏及び十七絃や胡弓などを使用した合奏も行います。
また、通常の一般参観では公開していない、首脳会談等が行われる「水明の間」を含めた館内ガイドツアーを実施します。
京都迎賓館を訪れる賓客を楽しませてきた箏曲の歴史や魅力を感じていただき、そして「水明の間」を参観いただける大変貴重な機会となっております。是非お申込みください。
講師 生田流箏曲 野田 友紀 氏 ほか
<野田氏経歴>
生田流箏曲を祖母野田秀琴に師事
2003年 大阪音楽大学器楽科箏専攻卒業
2008年 国立文楽劇場主催「新進と花形による舞踊・邦楽鑑賞会」に出演
同年、関西テレビ放送株式会社主催「日仏交流150周年記 念、源氏物語千年記念公演」パリ・京都・東京公演出演
2020年 NHK Eテレ「にっぽんの芸能」出演
2023年 NHK-FM「邦楽百番」出演
京都迎賓館にて各国の要人に対して演奏を披露
京都創生座プロジェクトチームに参加
公益社団法人 京都三曲協会理事
一般社団法人 京都當道会師範
学校法人 光華女子学園伝統文化非常勤講師
★箏曲とは。
『箏曲』という言葉は、ことの音楽の総称として用いられています。
箏は奈良時代に雅楽とともに渡来し、旋律を奏でるものではありませんでしたが、後に八橋検校により現在の箏曲の基礎が確立されました。現在では、「箏」「三絃」「尺八」の合奏を三曲合奏と言いますが、古くは尺八の代わりに胡弓が使われていました。胡弓とは日本で唯一の擦絃楽器です。
京都迎賓館における箏曲披露(日本文化紹介)
「藤の間」での演奏
「夕映の間」での演奏
「桐の間」での演奏
開催日時
令和6年2月15日(木)
午前の部 9:25集合 10:00~12:40(講演 10:00~11:00、ガイドツアー 11:15~12:40)
午後の部 13:25集合 14:00~16:40(講演 14:00~15:00、ガイドツアー 15:15~16:40)
通常非公開の「水明の間」
主な内容
○ 箏曲の歴史や魅力について、野田友紀氏ほかによる講演 <藤の間>
○ 箏の演奏及び十七絃や胡弓などを使用した合奏 <藤の間>
○ 首脳会談等が行われる通常非公開の「水明の間」を含む館内ガイドツアー
定員
144名(午前の部72名 午後の部72名)
料金
●一般 5,000円●大学生・専門学生等 3,500円
●中高生 1,500円
※小学生以下の方の申込みはできません。
※有効期間内の身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳もしくは被爆者健康手帳またはMIRAIROをお持ちの方と介護者(1名まで)は、無料となります。
※中高生または大学生の方は、参観当日に必ず受付で生徒手帳又は学生証をご提示ください。
お申込み
京都迎賓館ホームページにて先着順で事前予約を行います。事前予約で上限に達しなかった場合や直前のキャンセル等で当日空きがあった場合は、当日整理券を配布いたします。
【申込みフォーム】
https://form.geihinkan.go.jp/entry/P01?lang=ja&place=kyoto
※国公賓等の接遇、その他運営上の都合により中止となる場合があります。
※当日はメディアによる取材が入る可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
※小学生以下の方は申込みができません。
アクセス・集合場所
住所:京都府京都市上京区京都御苑23
集合場所:清和院休憩所
詳しくは、京都迎賓館アクセスページをご覧ください。
注意事項
・入館にあたっては、以下についてご協力願います。①咳や発熱など風邪の症状、息苦しさや強いだるさなどの症状がある方は、参観することが出来ませんのでご了承願います。
②当館スタッフはマスク等を着用しております。ご理解賜りますようお願いいたします。
③今後の情勢の変化等により、上記の取扱いを変更する場合がございますので、ご注意ください。
・最新情報は公開日程ページ及び京都迎賓館公式Twitterをご確認ください。
お問合せ先
(対応時間:一般参観公開日の9:30~17:00)京都迎賓館テレフォンサービス 075-223-2301
これまでに開催した文化サロンの様子
第1回目「日本庭園」(平成30年12月)
第2回目「京料理」(平成31年3月)
第3回目「現代和風建築」(令和元年7月)
第4回目「いけばな」(令和元年9月)
第5回目「人形と京都」(令和2年2月)
第6回目「呈茶」(令和2年9月)
第7回目「綴れ織物」(令和4年12月)
第8回目「截金」(令和5年8月)